高速道路を利用する上で今や欠かせないものになってきているETCですが、裏ワザなどはあるのでしょうか。以前は現金払いが多かった高速道路利用ですが、素早く支払うことができ、キャッシュレス化が推奨されているためETCを対象にした割引などが多くなっています。一般的に平日の方が安くなることが多いですが、高速の場合は高くなってしまいますよね。
そこで今回は、ETC割引の裏ワザとは、平日に高速をお得に使う方法や損しないコツなどを紹介していきたいと思います。
ETC割引の裏ワザとは?ETCマイレージサービスを紹介
少しでも安く高速道路を利用するためにはETC割引の裏技を使うことがおすすめです。ETC割引の裏技を利用するには、まずは「ETCマイレージサービス」に登録する必要があります。
「ETCマイレージサービス」は支払った通行料金に応じてポイントが還元されるサービスで、誰でも使うことができ、年会費なども無料です。「ETCマイレージサービス」に登録するためには、公式のホームページから手続きを行ない、必要な情報を入力していき、その後にメールが届いたら登録完了となります。
平日に高速をお得に使う方法や損しないコツも紹介
「ETCマイレージサービス」は支払った通行料金に応じて最大で10%のポイント還元を受けることができるサービスですが、他にも平日や休日に高速道路をお得につかうことができるといったメリットがあります。
それでは、「ETCマイレージサービス」を使ったETC割引の裏技や平日に高速道路をお得に使う方法などを詳しくみていきましょう。
平日朝夕割引
「平日朝夕割引」は「ETCマイレージサービス」に登録していることで受けることができるサービスです。
「平日朝夕割引」は平日の午前6時~午前9時、午後5時から午後8時までの間に高速道路の料金所を通過した場合に適用されます。
「平日朝夕割引」の内容はこちらです。
回数 | 還元率 |
5回~9回(5回未満は適用外) | 30%(通行料金の最大10km相当分) |
10回以上 | 50%(通行料金の最大10km相当分) |
休日割引
「平日朝夕割引」は全ての車に適用されますが、「休日割引」は普通自動車と軽自動車のみとなっており、土曜日、日曜日、祝日が対象となっています。
地方にある高速道路で利用できる「休日割引」は、最大30%割引になるサービスですが、ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始などは対象外になっているので、注意が必要です。また、「休日割引」は東京都、大阪府に近いエリアは対象外となっています。
「休日割引」には適用回数や走行距離などがなく、通行料金から直接割引されるので、交通費を安くすることが可能です。
深夜割引
「深夜割引」は午前0時〜午前4時までが対象となっているサービスで、毎日適用され、30%割引になります。
全ての車が「深夜割引」を使うことができますが、京葉道路、第三京浜道路、横浜新道、横浜横須賀道路は対象外になっているので注意が必要です。また、「深夜割引」も「休日割引」と同様に適用回数や走行距離に制限がないのも特徴になっています。
深夜は高速道路を使う人も少ないので、渋滞することなく、ストレスを感じることなく運転することが可能です。
まとめ
今回はETC割引の裏ワザや平日に高速道路をお得に使う方法、損しないコツなどを紹介してきました。ETC割引の裏ワザで平日に高速道路をお得に使うためには、「ETCマイレージサービス」を事前に登録しておきましょう。
「ETCマイレージサービス」を登録しておくことで、「平日朝夕割引」や「休日割引」、「深夜割引」といったお得な割引が適用されます。日帰りで高速道路を使うのであれば「平日朝夕割引」を、午前0時〜午前4時の間に移動したいという人は「深夜割引」を利用することで、交通費を抑えることが可能になりますね。