皆さんは、日頃から防災グッズを備えていますか?
あれもこれもと揃えていると嵩張ってしまったり、どこまで備えておくべきか迷ってしまいますよね。
いつ起こるかわからない災害。準備が不十分なまま避難所で過ごす可能性もあります。
そこで覚えておくと便利なのが、身近なアイテムで作れる防災グッズです。
新聞紙やペットボトル、牛乳パックなどで作れる様々な防災グッズを紹介していますので、ぜひ最後まで読んでいざという時に活用していただきたいです!
防災グッズ手作り5選!
1:マスク
キッチンペーパを蛇腹折にし、両端に輪ゴムをホチキスでとめると、簡単にマスクが作れます。
2:レインコート
幼少期に、幼稚園などでゴミ袋を使ってお洋服を作った方も多いかと思いますが、同じ要領でゴミ袋にハサミで頭と腕が出るところを切ると、レインコートになります。
3:簡易水タンク
リュックにゴミ袋を二重に入れると、簡易水タンクになります。
水は重たいので持ち運びが大変です。リュックなら背負えるので持ち運びやすくなります。
4:ペットボトルろ過機
ペットボトルを半分に切って、飲み口にガーゼなどを詰め込むことで、ペットボトルろ過機になります。
その上に小石、ガーゼ、木炭などを詰めて雨水などを通すことで、水の中の不純物を取り除くことができます。
ろ過した水は、一度煮沸することで飲み水にすることもできます。
5:簡易トイレ
段ボールやバケツにビニール袋をかぶせて、新聞紙を入れれば、簡易トイレとして利用できます。
バケツや段ボールがない場合は、新聞紙を箱型に折って、そこにビニールをかぶせ、その中にさらに新聞紙を入れるとよいでしょう。
使い終わったら、ビニールの口を結んでおくことでニオイも軽減されます。
新聞紙で作れる防災グッズ
新聞を購読している家には必ずある新聞紙。
工夫することで、災害時に何かと重宝する簡易アイテムが作れるんです。
新聞を購読していない場合は、配達所や友人が定期的に廃棄する新聞を譲ってもらい、新聞紙を一束確保しておくと安心です。
ここでは、新聞紙で作れる災害時の簡易アイテムをいくつかご紹介します。
クッション
スーパーの袋やゴミ袋に丸めた新聞紙を詰める事でクッションができます。
避難先で寝る時の枕がわりや、座りっぱなしでお尻が痛くなってしまう時に使えます。
タオルなどの布で覆えば更に快適に使用できます。
紙食器
引用:東京都公式サイト
新聞紙を折って簡単に紙食器が作れます。
作った紙食器にビニールをかぶせれば、汁物を入れることができるお椀やカップが簡単にできます。
揚げ物などは、新聞紙が油を吸ってくれるので食べやすくなるかもしれませんね。
スリッパ
引用:防災ニッポン
新聞紙に限らず、紙には保温効果があることをご存知ですか?
避難所などで足元が寒くなった時、簡単に作れて足元が暖かくなるスリッパは重宝するはずです。
ペットボトルで作れる防災グッズ
ペットボトルで作れる防災グッズも様々なものがあります。
500mlと2Lの非常用飲料水を用意しておくと、更に作れる種類が増えるので、防災グッズの置き場所や防災リュックの中に余裕がある場合、それぞれ入れておくと安心できます。
ここでは、いくつか災害時のペットボトル活用方法をご紹介いたします。
ランタン
引用:東京新聞Web
ペットボトルに水を入れて蓋をしっかり閉めます。
懐中電灯の上に置くと光が乱反射してランタンのように周りを明るくしてくれます。
懐中電灯が小さくペットボトルを乗せられない場合は、コップやペットボトルなどに入れると安定します。
シャワー
引用:備える.jp
ペットボトルのキャップにキリや画鋲などで数箇所穴を開けることで簡易シャワーヘッドとして使うことができます。
水の出る量を調節できるので、災害時の貴重な水を節約することができます。
段ボールで作れる防災グッズ
段ボールも災害時に役立つ便利資材に変身します。
災害時の簡易アイテムとして、段ボールで自作できるものも、多くの種類があります。
ここではその一例を挙げていきますので、災害時の段ボール活用方法として、参考にしてみてください。
簡易トイレ
非常用の簡易トイレが準備出来なかった場合、組み立てた小さめの段ボールにビニール袋を被せれば、簡易トイレの出来上がりです。
排泄物が固まる簡易トイレキットがあれば一番いいですが、ない場合はビニール袋の中にちぎった新聞紙を入れることで代用できます。
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パーテーション
広い避難所で生活しなければいけなくなった際、他人の視線を感じながら過ごすことはかなりのストレスになります。そんな時、ダンボールでパーテーションを作ればプライバシーを守ることができます。
1、ダンボールの箱の角にあたる部分を縦に切り取ります。角の折れ目を中心に、左右の幅が同じくらいになるように切ってください。
引用:防災ニッポン
2、できたパーツを、三角形が2つできるように折り、粘着テープでとめます。同じものを2つ作ります。
引用:防災ニッポン
3、もう1つの段ボールを開いて差し込んだら、パーテーションの出来上がり。
引用:防災ニッポン
牛乳パックで作れる防災グッズ
牛乳を飲む家庭には必ずある、牛乳パックの空き容器。
牛乳パックは元々パックの内側に防水加工をしてあるので、ハサミなどで切るだけで簡単に食器として使える資材になります。
お酒のパックや、その他飲料の紙パックでも、同じように作れるので災害時の備えとして、一度、紙パックの食器を作る体験をしてみてもいいかもしれませんね。
スプーン
引用:yahoo!天気・災害
牛乳パックの上の三角の部分を切り取り、縦4つに切り分けます。
折り畳んで、図の斜線部分を切り取れば、スプーンになります。
紙パック食器
カッターやハサミなどで半分に切るだけで、器やコップとして使うことができます。
また、上下を切って広げれば、大きめのお皿として活用することもできますし、料理をする際には、まな板としても利用できますよ。
レジ袋で作れる防災グッズ
レジ袋と他の資材を合わせて作る防災アイテムとして、簡易トイレ、クッション、食器などを紹介しました。
その他にも、レジ袋を使用した災害用簡易アイテムとしてオムツをご紹介いたします。
災害時に不足しがちなオムツは、レジ袋とタオルがあれば作ることができるので、参考にしてみてくださいね。
1、持ち手の端と両脇を切って開きます。その上に清潔なさらしやタオルなどを畳んで置きます。
引用:Yahoo!天気・災害
2、レジ袋の底辺部分を中心として、吸水体となるタオルなどを敷きます。その上に赤ちゃんを寝かせ、レジ袋の持ち手部分をお腹あたりで結びます。
3、赤ちゃんのおしりからお腹を包むようにタオルを被せ、上からレジ袋を被せます。被せたレジ袋をお腹の辺りで結んだ持ち手に入れ込みます。
ラップで作れる防災グッズ
ラップは長細くひも状にしてロープを作れたり、食器にラップを敷くことで、洗い物せずに食事ができるので水の節約になります。
他にも、包帯や三角巾の代用として傷の保護や添え木の固定にも使えます。
さらに、タオルや新聞紙をお腹に巻き、その上からラップを巻くことで腹巻き代わりになり防寒対策にも役に立ちます。
活用の幅がかなり広いので、普段在庫として多めに買っておくと緊急時に様々な使い方ができます。
まとめ
様々な手作りできる防災グッズについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
興味のあるものがありましたら、家族やお子さんと是非実際に作ってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。