毎年2月に北海道で開催されるさっぽろ雪まつり。
会場に飾られるたくさんの雪像が、毎年メディアで話題になっています。
さっぽろ雪まつりに初めて参加したい!
どんな見どころがあるんだろう?
会場がいくつかあると聞いたけど、どう違うのかな?
そんなお悩みをお持ちの方のために、今回は、さっぽろ雪まつりの会場の違いを調査しました。
また、会場へのアクセス方法や開催日時、屋台などイベントの見どころなども紹介しています。
この記事が、冬の北海道で観光を楽しむヒントになれば幸いです!
さっぽろ雪まつりの会場ごとの違いや魅力は?
さっぽろ雪まつりは、JR札幌駅周辺を中心に、札幌市街各地にて開催されます。
例年のメイン会場は
- 大通会場
- すすきの会場
つどーむ会場
の三つ。
つどーむ会場については、2023年の開催は見送りになりました。
会場ごとの魅力やアクセス方法を確認していきましょう♪
大通会場でできること
大通会場は、札幌中心部を横切る「大通公園」が開催場所です。
長さ約1.5Km、面積約7.8haの敷地内に、大小様々な雪像や、ウィンターアトラクションを展開。
今年制作される大雪像は、
- 世界がまだ見ぬボールパーク“Fビレッジ”2023.3.30誕生!
- 白亜紀の北海道~ティラノサウルス&カムイサウルス~
- 疾走するサラブレッド
- すべての医療従事者に感謝を込めて フローレンス・ナイチンゲールの偉業を偲ぶエンブリー荘
- 豊平館
の5作品。
ほか、全部で106基の雪像が大通会場に設置される予定です。
また、ウィンターアトラクションはカーリングリンクが設置されます。
大通会場へのアクセス方法
住所:〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西1~12
電話番号:011-251-0438(大通公園管理事務所)
車でのアクセス:札樽道札幌北IC(北区)から国道5号経由5km 約15分
すすきの会場でできること
札幌市営地下鉄南北線「すすきの駅」を出てすぐの「札幌駅前通」が、すすきの会場の開催場所です。
大通会場が「鑑賞する」雪像を楽しむ会場だったのに対して、すすきの会場は「触れて楽しむ」雪像が目白押し。
- 氷像60基
- 魚入り氷像
- 民放5社のキャラクター氷像
- 写真サービス
- 喫煙ブースなどのコミュニケーションエリア
が設置される予定です。
すすきの会場へのアクセス方法
住所:札幌市南4条通から南7条通までの西4丁目線(駅前通)市道
車でのアクセス:車:札樽道札幌北IC(北区)から3km 約15分
札幌雪まつりはいつから?
2023年(令和5年)は、2月4日(土)〜2月11日(土・祝)の8日間で開催されます。
大通会場の開催時間
開催時間:24時間
氷像などのライトアップ:午後10時まで
すすきの会場の開催時間
開催時間:24時間
氷像などのライトアップ:午後11時まで ※イベント最終日(2月11日)のみ午後10時まで
2023年のイベントの見どころは?
3年ぶりの会場開催かつ札幌市制100周年記念ということもあり、大きな期待の寄せられる2023年(令和5年)のさっぽろ雪まつり。
ここからは、2023年のさっぽろ雪まつりの、見どころや魅力を紹介します♪
ハイクオリティな雪像
さっぽろ雪まつりといえば、まずは押さえておきたいのが、大小様々な雪像。
今年の大雪像は、
- 世界がまだ見ぬボールパーク“Fビレッジ”2023.3.30誕生!
- 白亜紀の北海道~ティラノサウルス&カムイサウルス~
- 疾走するサラブレッド
- すべての医療従事者に感謝を込めて フローレンス・ナイチンゲールの偉業を偲ぶエンブリー荘
- 豊平館
の五つ。
「世界がまだ見ぬボールパーク」は、日本ハムの新球場と新庄監督をデザインしており、高さはおよそ12メートルなのだとか!
他にも、中雪像として
雪ミク 冬麗(ふゆうらら)Ver.
『遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!』ユウディアス・ベルギャー
など、漫画やアニメ、サブカルチャーを題材にした雪像も多数設置されます。
ウインターアトラクション
大通会場では、近年話題になっているカーリングの会場が設置されます。
冬の北海道ならではのウィンターアクティビティ、ぜひ体験してみたいですね♪
各種協賛行事
各企業なども、さっぽろ雪まつりの開催期間に合わせて30以上の協賛イベントを開催しています。
イベント内容は、
- 展覧会
- スノースポーツイベント
- コンサート
- キャンドルライトアップ
- ぬりえ・えにっきコンテスト
- イルミネーション
- 冬の生活体験
など、インドア派からアウトドア派まで、冬の北海道を楽しみ尽くせるものとなっています。
協賛行事については、さっぽろ雪まつり公式WEBをご確認ください。
屋台などの飲食ブース
2023年(令和5年)のさっぽろ雪まつりでは、屋台などの飲食ブースの設置はありません。
しかし、さっぽろ雪まつりの開催場所である大通公園や、札幌駅前通り周辺は、多くの飲食店が立ち並ぶ観光名所でもあります。
これを機に、北海道の食べ物やグルメを楽しむのも魅力的ですね♪
会場周辺のグルメ情報はこちら!(食べログへのリンクに飛びます)
なお、物販やPRブースは例年通り設置の予定です。
歴代の雪像や氷像をご紹介!
引用:ようこそSAPPORO
さっぽろ雪まつりで注目されるのが、高いクオリティの雪像。
第一回開催の1950年から現在に至るまで、世界から注目される作品が次々と生み出されています。
ここでは、歴代の話題になった石像を、選りすぐりでお届けします♪
第一回(1950年開催) 「ミロのヴィーナス」
第一回目開催時における「目玉」の雪像は、ミロのヴィーナス。
戦後間もない開催ですが、とても雪で作られたとは思えないようなレベルの高さですよね!
第6回(1955年開催)マリア像「栄光」
第6回の開催からは、雪像制作に自衛隊が初参加。
高さは約10メートルと、一気に規模が大きいものとなりました。
第25回(1974年開催)「モナリザと凱旋門」
戦後日本の歴史とともに歩んできたさっぽろ雪まつり。
1974年の開催時は石油危機が重なり、雪の輸送にも支障が生じましたが、そんな中でも立派な雪像が作られています。
第37回(1986年開催)「オランダ国立博物館」
海外からの視察も増え、世界的なイベントとして認知が進んできた1980年代。
会期も5日から7日に延長されるなど、現在の形にどんどん近づいてきています。
第47回(1996年開催)「ザルツブルグ大聖堂」
インターネットで市民雪像のアイデアを募集する「バーチャル雪まつり」が始まりました。
「ザルツブルグ大聖堂」は、細かい壁面部分などまで完璧に作り上げられていますよね!
第64回(2013年開催)「豊平館」
プロジェクションマッピングが初めて実施されました。
想定以上に人が集まってしまい、会期途中で公開が中止になったほどの「伝説の回」です!
まとめ
今回は、さっぽろ雪まつりの会場の違いについて調査を行いました。
2023年(令和5年は)、コロナを経て3年ぶりとなる会場開催。
会場は従来の3カ所から2カ所へと変更になっていますが、その分、クオリティの高い雪像作品が見られそうですね♪
この記事が、さっぽろ雪まつりへの参加を検討されている方の参考になれば幸いです!
※イベントの詳細については、新たな情報が追加され次第、追記いたします!