9月1日は防災について認識を見直す「防災の日」です。
持ち出し用の防災リュックなど、災害への備えは出来ていますか?
最新の防災グッズは必要なものがバッグに入って販売されており、代表的なものでリュックタイプ、キャリータイプがあります。
ご自身で用意することもできますが「リュック・キャリーケースどっちがいい?」「何が必要か分からない」「入れ方のせいかうまく入らない」など困りませんか?
キャリー付きバッグやショルダーバッグなどもあり、大きさも迷いますよね。
今回は「リュック」「キャリー」どっちがいい?バッグの中身は?など調べてみました。
また、最新の防災グッズについても詳しくご紹介しますので参考にしてください。
防災グッズは「リュック」「キャリー」どっちで保管する?
災害は予測できないものも多く、特に自宅から避難をする際にはあまり時間がありません。
いつでもパッと持って出られるよう事前の準備が必要ですが、リュックとキャリーケースだとどちらが良いのでしょうか。
結論、両手が使えて身動きがとりやすいのでリュックがオススメです。
特にお子様が小さいと手をつなぐ、抱っこすることが想定されますよね。
ただ、重いものが背負えないや容量を求める場合はキャリーが良いでしょう。
たくさん用意しても必要なときに運べなければ意味がなく、持ち出し用の防災グッズはとにかく”運びやすいか”が重要です。
様々な防災グッズが販売されていますが、特にリュックとキャリーケースが定番となっています。
避難時の持ち運びに便利なリュックとキャリーケースの適切な大きさ、必要なものや荷物の入れ方についてもそれぞれご紹介します。
防災グッズで必要なものは?
防災グッズを準備したいけど、何から用意すればいいか分からない。
そんな方のために「まずはこれだけ!」というリストを作りましたので、これから準備する方はぜひ参考にしてください。
<<これだけは準備しておきたい必要なもの15個>>
① | 保存水 | 一人500ml3本 |
② | 非常食 | 一人3食分 |
③ | ウェットティッシュ | 一人一つ |
④ | 簡易トイレ | 一人5回分ほど |
⑤ | タオル | 一人一枚 |
⑥ | マスク | 一人一つ |
⑦ | ホイッスル | 一人一つ |
⑧ | アルミブランケット | 一人一枚 |
⑨ | レインコート | 一人一枚 |
⑩ | 現金 | 家族で1万円程度 |
⑪ | スマホ | 大人一人一台 |
⑫ | ポータブル充電器 | 大人一人一つ(電池式があると便利) |
⑬ | 公的書類のコピー | 一人一枚ずつ(顔写真付きの書類や保険証など) |
⑭ | 懐中電灯 | 家族に一つ |
⑮ | 着替え | 下着類3日分 |
避難所で過ごす際はすぐに水や食事が支給されるわけではなく、時間がかかることが多いです。
また上記リスト以外にも
- 軍手
- トイレットペーパー
- ティッシュ
- 歯磨きシート
- 水のいらないシャンプー
- ヘアゴム
- 救急キット
- ビニール手袋
- スリッパ
などがあるとより快適に過ごせます。
自分でそろえるのが少し面倒だと思う方や、何を優先にそろえたら良いかな?
と悩んでしまうなら、消防士が厳選した防災グッズ(44点セット)もおすすめですよ!
リュックやキャリーの大きさは?
避難時は危険と隣合わせです。
非常時でも無理なく持ち出しできるのはどのくらいの大きさでしょうか。
例えばリュックは
- 成人男性15キロ(約40L)
- 女性10キロ(約30L)
ほどが目安で、大きすぎると運びづらく小さすぎると必要なものが入りません。
まず守るべきは家族と自分の命!
自分の体格に合った容量を選び、無理なく持ち出せるサイズであることが大前提です。
ただお子様が小さく抱っこが必要な場合はお子様の体重分軽くしましょう。
どの災害でも共通しているのは「安全なところへいち早く避難する」ことですよね!
日本は地震大国ですが、ほかにも台風や洪水などの災害も多くあるため普段から防災の意識を持ち準備しておくことが大事ですね。
「リュック」で防災グッズの中身や入れ方は?
ご自身ですべて揃える場合は中身や入れ方にも気を付けましょう。
リュックはポケットがあるので細かいものも収納しやすいです。
防災グッズの入れ方は先ず、
1⃣ スマホやラジオなどのよく取り出すものはサイドポケットに入れます。(サイドポケットがない場合は取り出しやすいチャック付近に収納しましょう。)
2⃣ 重いものから順番に入れていくと入れていき、タオル・着替え類などは背中や腰の部分に入れます。
クッション効果が得られ、背負っていても疲れにくくなるのでオススメです。
下記では、防災リュックとして販売されている商品を参考でご紹介します。
地震対策30点避難セットの中身
ラジオ、5年保存水、缶詰ソフトパン、食品加熱袋・加熱剤、ウェットボディタオル、簡易トイレ、アルミブランケット、除菌ジェル、ナイフ等のマルチツール、エアー枕、アイマスク、耳栓、スリッパ、非常用給水袋、水のいらないシャンプー、ホイッスル、レジャーシート、軍手、歯ブラシ、布ガムテープ、レインコート、カイロ、三角巾、乾電池、マスク、緊急時連絡シート、防災アドバイス、救急ポーチ・救急セット
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「キャリー」で防災グッズの中身や入れ方は?
重いものが背負えない、家族分をまとめて持ち出したい場合はキャリーケースで運ぶのが良いですがたくさん入るからと入れすぎないでくださいね。
せっかく準備していても運びづらくては元も子もありません。
入れ方ですが、リュックと同じくよく使うものは一番取り出しやすい部分に収納しましょう。
水などの重いものを下の方に入れると重心が安定するので倒れにくくなります。
キャリーケースの場合はリュックよりもポケットや仕切りの数が少ないようですので、ポーチをいくつか使うと使い勝手がよくなりますよ!
リュックとしても使えるよう、持ち手付きのキャリーケースも販売されています。
その場合は背中に当たる部分へクッションになるものを収納しましょう。
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最新の防災グッズをご紹介!
ここでは最新の防災グッズで、気になるものをいくつかご紹介します!
<25年保存可能なサバイバルフード>
通常保存食の賞味期限は3~5年のものがほとんどです。
こちらはなんと25年保存可能!
正直、賞味期限の管理がめんどくさいという方にオススメ。
シチュー・洋風雑炊・クラッカーがセットで販売されています。
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<キッズ防災セット>
家族分の荷物をまとめて持つとなるとどうしてもパパママの負担が多くなりますが、お子様が少しでも持ってくれると助かりますよね。
幼児でも背負えるサイズで、ランタンや水など厳選されたグッズが入っています。
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<充電できるストーブ>
小枝などを燃やして焚火や調理はもちろんUSB充電も出来ちゃいます。
災害時だけでなくキャンプでも使えるのでキャンパーの方に人気なんです。
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リュックやキャリーの他におすすめは?
リュックやキャリーケースが定番ですが、ほかにも便利なものがあるのでご紹介します。
<トートリュック>
トートタイプの防災バッグもありますが、避難用なので両手が使えるようリュックにもなる仕様です。
横長なのでバッグの中身がとても見やすく、必要なものをさっと取り出せます。
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<防災ベスト>
バッグではないですが必要なものがベストのポケットに収納されています。
大人用・子供用があり、使い方は「着るだけ」でとても簡単!
しかもクローゼットにかけておくだけなので場所を取らず保管しやすいですよ(^^)
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子供用もあります!
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今回のまとめ
今回は災害時に役立つ防災グッズをご紹介し、「リュック」や「キャリー」のどちらに収納すればよいのか調査しました。
必要なものすべてを自分で用意するのはなかなか手間がかかるため、まだ準備できていないという方はセットになっている防災リュックを検討してみてください。
一刻を争う状況の避難時でも、リュックタイプにしておけばサッと背負えて移動時も両手を使えるため安全を確保しやすいですね。
地震に限らず自然災害の多い国ですが、非常時はとにかく「いち早く安全な所へ避難する」ことが最優先!
いざという時のため、素早く行動できるよう常に防災を意識して必要なものは揃えておきましょう。